検査や人工授精・体外受精の費用について|通院日数も|都内での不妊治療

東京都内の不妊治療クリニックでの治療にかかった費用をメモ代わりに残しておきます。
働きながらの治療だと、通院頻度も気になるところですよね。
通院回数も記録しました。

行う検査・治療や回数などで千差万別かとは思いますが、一例ということで、どなたかの参考になれば!

病院卒業までにかかった費用(累計金額)

最初に累計金額から。

初診〜クリニック卒業まで:
人工授精4回・採卵1回・体外2回で
359,374円
でした!

なるべくお金をかけたくなかったので、自分で選べるものに関しては保険適用の治療やお薬を選びました。
高額な自費になるオプションの検査や治療(先進医療など)はあまりしていません。
数千円で済むものとか、国や都から助成が出るものは自費でもつけました。

※なお、”約”とあるのは領収書を1回分だけ紛失してしまっていたためです。。

次に治療ステージごとに見ていきます。

初診〜検査周期(最初に行った一通りの検査)

夫側:¥43,109
妻側:¥44,980
合計:¥88,089

内訳詳細:
初診料
女性側各種検査(超音波,P4,AMH,感染症,甲状腺,LH,E2,FSH精密,超音波,E2精密)
男性側各種検査(DFI,感染症,精液検査×2*)

*精液検査の結果は、体調によって極端に良かったり悪かったりもあるとのことで、現状を把握するには複数回検査したほうがいいとのことでした。
DFIは自費で高かったです。。。

通院日数
妻・・・3回
夫・・・2回

人工授精周期(合計4回)

合計:¥121,860

内訳詳細:
人工授精×4回です。すべてホルモン補充周期です。

人工授精1周期あたりだと、おおよそ30,000円ほどでした。
初回だと別途検査があったりしてもうすこし高くなるかも。

通院日数
妻・・・16回
夫・・・4回

体外受精周期(合計2回)

合計:¥185,494

内訳詳細:
1回の採卵、胚盤胞作成、凍結、解凍胚移植〜HCG判定×2

こちらもすべてホルモン補充周期です。
体外受精はふりかけ法・顕微授精(IVF)のどちらも試しました。
ここは採卵でどのくらい採れるか、胚盤胞がいくつ育つか・・・などでも人によって変わってくるところだと思います。

通院日数
妻・・・14回

2回目HCG確認〜卒業まで

合計:¥27,670

内訳詳細:
2回目のHCG確認、その後の超音波検査、産院への紹介状作成料、母性健康管理連絡カード作成料

通院日数
妻・・・4回

ちなみに、わたしの通うクリニックでは母健連絡カードの作成料は¥4,400でした。

まとめ

保険適用になったおかげで、思ったよりも安かったです。
もっと高額で庶民には払えない金額になるのでは。。。といつもお会計時にビクビクしていました。(いや、1回数万円って、高いは高いのですが。。。 でも自費で治療された方と比べたら、ほんとに安いと思います。)

私の場合は現代の生殖医療の力を借りなければ妊娠の可能性は限りなく低かったと思うので、保険適用は本当にありがたいです。
今思うと、最初から体外受精に進めばよかったです。
採卵が大変ですが、無事に胚盤胞になってくれれば、あとはスケジュール通りに通院ができるからです。突然通院が必要になることもほぼありませんでした。
人工授精(AIH)は突然通院日が増えたり(明後日までにもう1回来てくださいとか)、直前にならないと次の通院日が決まらないことが多く、働きながらだとかなりストレスでした。おかげで仕事に穴をあけまくってしまいました。。

でも、人工授精を3-4回したら成功するのでは、、と心のどこかで信じていたんですよね。
見事に裏切られましたが!
治療のステップアップには、合理性だけでなくて、心の準備も必要なのだと思います。
時間がかかってしまいましたが、わたしたちには人工授精も必要なステップだったのかなと思います。

以上、どなたかの参考になれば幸いです!